田村祐樹公式サイト

2016.9.19 | カテゴリ:ブログ

喜びリスト「夏限定バージョン・“親父と”編」
その(2)

おはようございます。
サイモントン療法認定トレーナーの
田村祐樹です。
 
秋の彩りもあちらこちらに
感じるようになってまいりました。
今年は9月22日が秋分の日。
いつもは、23日なのですが、今回は、
なんと1896年以来の116年ぶりに、
22日になるそうです。
 
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われます。
 
不思議なもので、気持ちが自然に
秋モードになりつつありますし、
一方で、
この夏の思い出にも
懐かしさを感じたりします。
 
さて、前回の続き、
喜びリスト「夏限定バージョン・“親父と”編」
です。
 
久しぶりに実家に帰り、親父と過ごした2日間
今も、その充足感が続いています。
 
畑の水やりを終えてからが、今回となります。
 
「よし、終わった。さあ風呂に行こか!」
と親父。
『うん、いいですね~、行こ行こ!』
 
畑から車で5分、銭湯に到着!
 
番台のおばちゃんに、
「二人分な・・、これ、息子やねん」
と、嬉しそうに話している。
 
【滋賀県やったかな、住んではるの・・】
とおばちゃん。
 
どうやら、ここのところ
親父は毎日この銭湯に来て、
ひと風呂浴びているらしい。
誰とでも仲良くなる親父・・
私のことも、すでに話している様子。
 
『いつもお世話になっています』と私。
 
「こっちや」と親父に呼ばれて、
「ここはな、扇風機が当たりやすいから」
と言いながら脱衣。
 
おふろセットを携えて、湯船のほうへ。
昔ながらのタイル張り。
説明書きも昔のまま。
洗面器も
椅子も
あれこれ、昔のまま・・
 
湯船に浸かると
『あ、あ~』と思わず声が出る。
しばらく、湯の中・・
 
さて、二人並んで体を洗い出す。
『洗ってあげよ』と言うと
「おお、ありがとう、ほな頼むわ」と親父
 
今でも大きい背中・・
 
「おまえも・・」と言って、
私の背中を洗ってくれる
 
『ありがとう、気持ちよかったわ』
 
『先に出てるよ~』と言って、
先に私は出て脱衣場へ
 
確かに、扇風機の真ん前で、
汗がすぐに引く。
 
ゆっくり入っている親父を待ちながら
周りを見ると、
ロッカーも
体重計も
時計も
籠も
ポスターも
昔のまま・・
 
そして、
フルーツ牛乳にコーヒー牛乳も並んでいる
『むかし、おねだりしたな~』
と懐かしむ・・
 
昭和な時間・・
 
心地よい時が流れている・・
 
「ほな、帰ろうか」となり、買い出しへ!
また、スーパーも近くにある。
 
ビールと諸々を買う。
男二人で、スーパー内をうろうろ・・
ちょうど時間的に、割引タイム!
「おっ、安い!」と
ついつい、買いすぎるのもお愛嬌。
 
家に着くなり
「かんぱ~い!」
親父と二人、実家で乾杯するのは、
初めてかも・・
 
食卓も
椅子も
電燈も
昔のまま・・
 
なんだか、感慨深い。
 
私は、ずーっとビールを
親父は、ビールからウィスキーに
 
つまみは、食べきれないくらいあり・・
 
何を話したわけでもなく、
しかし、
ずーっと、話も途切れることもなく、
 
「そろそろ寝よか」で、宴はお開き。
 
各々、眠る準備・・
「暑くないか?」と聞かれ
『うん、大丈夫』と私
「そうか」と。
 
しばらくすると、親父が玄関などを
網戸にしてくれている。
こころの中で「ありがとう」を言い、
そのうちにスヤスヤ・・
 
そして、朝が来る。
 
「おはよう」
と言いながら、
無駄のない動きをする親父。
 
お仏壇へのお供え、
神棚へのお供え、
お稲荷さんへのお供え、
 
そして、順次手を合せ、礼をする。
 
続いて
お墓の方
お札の方
などなど、手を合せ、礼をする
 
親父の後ろをついて回り、
手を合せ、礼をする。
 
子どものころを思い出し、
そして、
様々な見守りとつながるこの瞬間
 
自然に、畏敬の念と感謝の念が沸き立つ・・
 
『ありがたい』が湧いてくる
 
何気ない時間
何にもかえがたい時間
 
とてもいい時間でした(^^)
 
ちょっとした「喜びリスト」から、
どんどん枝葉が伸びて、
こころ豊かな時間が増えていきました。
 
1か月経った今でも、この時間は、
こころの健やかさ、康らかさを、
十二分にもたらしてくれています
 
短いながらも、
何気ないながらも、
しっかりと味わったこの時間
 
こころの深いところに
「旅」したようでした(^^)