田村祐樹公式サイト

2016.8.29 | カテゴリ:ブログ

喜びリスト「夏限定バージョン・“親父と”編」
その(1)

みなさま
 
おはようございます。
サイモントン療法認定トレーナーの田村祐樹です。
 
今年の夏は、風通しの良い場所にいると、
ホッとしますね。
気温は高いながらも、
窓から入ってくる風があると、
過ごしやすさがずいぶん違います。
そして、風鈴の音も加わると、
また風情がありますね(^^)
 
自然の風がない時は、
扇風機がとてもありがたい存在となります。
今年、我が家は、久しぶりに扇風機を
一台買い足しました。
 
家電屋さんに行くと、
自然風に近い風を送ってくれるものなど、
いろいろな扇風機があり、
びっくりしました。
 
ちょうど、私好みで
値段もお手頃のものをゲット!
我が家で、毎日、
活躍してくれています(^0^)
 
さて、お盆も終わり、ふと
「喜びリスト、夏限定バージョン」を
昨年作成したのを思い出しました。
 
メルマガの記事にもなっていますが、
実行したのは一部だったので、
「そうだ、やろう!」となり、
早速、先週末、夏休みを利用して、
実家に行ってきました。
 
昨年の、夏限定バージョンの一部、
★実家に久しぶりに帰り、
 仏壇とお墓にお参りする。
★親父にお酌して、感謝を伝える。
 を実行へ。
 
現在、実家では、
親父が独り暮らし(母は養生中)。
ちょうど、昼食が終わる頃に到着。
 
勝手口で「こんにちは」と言うと
『お~』と返事。
私の顔を見るなり、『昼は食べたか?』と。

「朝が遅かったから、今は大丈夫」と返事し、
目の前にあった椅子に座るやいなや、
『暑いやろ、扇風機、向けたげよ』
と立ち上がろうとするので、
「大丈夫、大丈夫、
向こうの部屋にあるのを
持ってくるから」
と言って、自分で取りに行く。
持ってくると、何やら、親父が動くので、
どうするのかなと見ていたら、
扇風機のコードを
コンセントに差してくれていた。
『よっしゃ、動く、動く』と。
 
まあ、いつまで経っても子ども扱い。
父83歳、私54歳。
 
しばらく、お茶を飲みながら、
近況の話など・・その途中で、
「お墓詣りに行ってくるわ・・」
と話すと、
『そうか、そうか』
と言って、ろうそくと線香の準備を
してくれている。
 
ちなみに、お線香には、
「自分の身とその場を清める」
「仏様に良い香りを供養する」
と言う意味があるそうです。
 
座敷へ行き、
仏壇にお線香をあげ、
ろうそくに火をつける。
仏壇に手を合わせ、
お参りする。
 
壁にかかっている
祖父と祖母の写真を見上げ、
「お久しぶりです」
と、こころの中でご挨拶。
なんだか、今日は
笑っているように見える(^^)
 
さて、お墓へは、
一人で行くつもりでしたが、
『わしも、行くわ』
と親父も出かける支度。
久しぶりに、一緒に墓参り。
 
お盆も過ぎて、平日の14時台、
墓地には誰もいなかったので、
ゆっくりお参りできました。
 
「ありがとう。久しぶりにお参りできました」
と、お礼を言うと、
『よう、参ったってくれた』
と親父もにっこり。
 
ご先祖との時間・・
大切な時間・・
 
汗を流しながら実家に戻ると、
私はまずは扇風機のスイッチを
入れようとしていると、
親父は何やら冷蔵庫から
出してくれている。
 
『これはな、近所の人が作ってくれる
トマトジュースや、飲んでみー』
と、グラスに注いでくれる。
 
親父の作った家庭菜園のトマトを
おすそ分けすると、
一部をトマトジュースにして
お返ししてくれる方が
いらっしゃるとのこと。
 
しばらく、トマト話!
 
聴きながら、一口飲むと、
「うまい!」
おそらく、レモンと蜂蜜が
隠し味に入っているようで、
本当においしい。
 
『そうか、そうか・・、
残りは、お前が飲み』
とのことで、私だけおかわりして、
たっぷり2杯頂きました。
あっという間に汗が引き、のどが潤い、
「ありがとう、ほんまに、おいしかったわ!」
と言うと、親父はニコニコ(^^)
 
すると、
『茄子はな、また別の人が、
豚肉と煮物にして返してくれるのや、
ありがたいことや』
と、しばらく、なすび話!
 
その方は、年輩のご夫婦で、
なすびがどんな形であっても、
傷があっても、
喜んでもらってくれるのが
とても嬉しい、とのこと。
 
親父の人となりを感じるときである。
 
さて、夕方まで、昼寝の時間。
開け放しの窓から、
時折、いい風が入ってくる・・
親父は、テレビをかけながらウトウト。
 
私は、その間に、
ちょこっとデスクワーク。
自宅なら、午後は間違いなく
クーラーをつけているのだが、
実家は、昔ながらの日本家屋。
南面の庇は長く、
庭木が影を作っている。
東西南北、あちこちに窓があり、
縦横無尽に風が通る・・
 
扇風機を弱使用のみで、
十分過ごせるのです。
外気温は36度。
 
さて、夕方となり、畑へGO!
目的は、水やり。
 
雨不足にて、毎日、朝と夕方に
水やりが欠かせないらしい。
小一時間かかるとのこと。
 
私も何年振りだろう、
実家の畑に来たのは?
 
子どものころ、よく登って
遊んだ大きな柿の木も健在。
今年は、2年に一回、
たくさん実がなる年で、
たわわに実がなっている。
 
この柿は、本当に甘くておいしいのです。
今年は、楽しみ楽しみ(^^)
 
私は、蚊取り線香を片手に持ちながら、
畑をウロウロ・・
 
『ひとりでは手が回らんから、
あれこれほったらかしや』と親父。
ミニトマトやトマト、茄子に胡瓜も、
いっぱい実が落ちている。
 
ちょっと喉が渇いたので、
ミニトマトとトマトをもぎ取り、
水やりしている親父に近づき、
「ちょっと、これに水かけて」
と、トマトを差しだし
『わかった、わかった』
とホースをこちらに向けてくれる。
 
トマトを頬張りながら、
「おいしいね~」と言うと、
『もっと、良さそうなのを採りや』
とニコニコ。
 
私が「これ、何?」「この木は、何?」と、
あれこれ尋ねると、
『それは、サツマイモ』
『これは、梅の樹』
など、嬉しそうに答えてくれる(^^)
 
夕暮れのいい時間・・
 
喜びリストから、
どんどん枝葉が伸びて、
喜びタイムが増えていく。
ありがたいことです。
 
さて、まだまだ続く、“親父と”編。
次回、水やり後から、
その(2)が始まります(^0^)